今日は 本焼きに向けて、釉薬掛けの1日です。
濃く掛ける為に、内側と外側、別々に釉薬を掛けて
縁の釉薬を剥がし、そこに薄い釉薬を筆で巻いて
コンプレッサーで霧状になって出てくる釉薬を吹き付けていきます。
釉薬掛けだけでも、何工程もある作業。
土を作るところから数えると気が遠くなる工程を経て1つの器を作り上げていきます。
本焼きの窯出しで綺麗に上がった器を見ると
それまでの苦労も報われます。
窯の8割が取れたら万々歳という厳しい現実ですが、
その確率を少しでもあげられるよう全ての工程において、がんばるのみです。
個展まであと三週間。
会場で新しい作品と皆様をお待ちできるようがんばります!
大丸京都店 6階美術画廊
10月26日〜11月1日まで。
会期中は、終日在廊しています。