娘が陶芸の学校を退校しました。
いくつか理由があるのですが、大きく言うと、両親の事が好きで日々働く私達を見てきてサポートしたいとこの道を選んだけれど、作ることを専門的に学び出した事で、陶芸をあまり好きでは無いことに改めて気がついた事。
気がついた事で周りのクラスメイトとの意気込みや熱量のギャップに、ここに自分が居るのは違うと判断したそうです。
親として思うことや先輩社会人としての意見などを伝え、たくさん話し合い、最終的に彼女の決断を応援することにしました。
とはいえ、まさに青天の霹靂。
自分達の母校に子供が通う嬉しさに浮き足立っていたのかもしれません。
忍耐強く負けず嫌いの娘がこの早さで出した答えが逆にとても重くも感じました。
子供が家業を好きになることが当たり前なんてことは絶対ない。
。。ないのにちょっと慢心していました。
やりたい事を見つけ全力で取り組むのが1番。
もちろん娘も家業が嫌いでは無いのですが、陶器を作ること自体が合わなかったようです。
大学時代に身につけたスキルで管理栄養士として働きはじめた娘は、今回の選択が最善だったと思える努力を今、一生懸命しています。
そしてもしまたいつの日か家業に携わりたいと思う日がきたら、その時は作り手としての関わり方ではなく、彼女らしく輝ける関わり方ができるポジションで迎えられるよう、私達も考えたいと思います。
どこにいてもなにをしてても笑顔で元気に過ごしてくれるのが1番嬉しいです。
今回の投稿は娘の了承を得てさせていただきました。