1年間ありがとうございました。

2022年もあと一日となりました。

息子が小学校低学年の頃、「僕が5代目を継ぐ。でも陶芸で食べていくの厳しいし何のバイトしようかな。」といった一言。
継ぎたい背中である嬉しさと同時に、陶芸で生活する厳しさをわかっている悲しさが刺さりました。

そんな息子に、陶芸だけで食べていく道筋を立て、将来より良い形でバトンを渡したい思いから、夫婦で違う窯業産地の技術を融合したものづくりをする”蘇嶐窯”を立ち上げ、作家四代涌波蘇嶐と2本の柱で陶芸に向き合いだして7年が経ちました。
様々なことがあった7年ですが本当にたくさんのご縁に恵まれ成長することができ、少しずつですが子供達につなぐ準備ができてきました。
バトンを渡すのはまだもう少し先だけど、それまでに私達にできることを、柔らかな心で精一杯頑張りたいと思います。

まずは健康でいること。
当たり前のことのようですが、その大切さを痛感する歳になってきました。
いろんなことが起きる毎日の中、目の前のことにザワザワして落ち込む事も多々あるけれど、ブレない目標に向かって身体も心も健康でありたいと思います。

来年もまた皆様に手にとりたいと思ってもらえる器を作っていけるよう頑張りますので、2023年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

工房は1月5日からオープンいたします。

蘇嶐窯
涌波蘇嶐
涌波まどか

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